子育て・しつけ

子どもの習いごと、どうする?その2【サッカー編】

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男女問わず人気のスポーツといえば、近年は野球をおさえてサッカーが上位にランクインしています。
リクルート「ケイコとマナブ.net」の、実際に子どもが習っているアンケート(2015年)では以下のようなランキングになっています。

  • 1位 スイミング
  • 2位 英語・英会話
  • 3位 ピアノ
  • 4位 体操
  • 5位 幼児教室・学習塾
  • 6位 サッカー
  • 7位 書道
  • 8位 ダンス
  • 9位 空手
  • 10位 そろばん

きょうは、ランキング6位の「サッカー」について、人気のポイントやメリットなどをお伝えします。前回の「スイミング」記事もあわせてチェックしてみてくださいね。

サッカーが人気の理由

Jリーグが発足したのは1993年。サッカーブームが巻き起こった当時に小学生〜高校生だった世代が、現在ママ・パパになっています。国民的スポーツとなりテレビで試合中継がされる機会も多く、子どもから「やりたい」という声があがることも。パパがサッカー経験者の場合、子どもと一緒にプレーできるのでより身近に感じられるスポーツですね。

サッカーのメリット

サッカーボールを抱える女の子

手軽に始められる!

チームに入団して試合などに出るようになるとユニフォームなども必要になりますが、まずはサッカーボールさえあれば始めることができます。11人ずつ人数がそろわなくても、数名ずつでフットサルのようにプレーすることも可能です。ひとりでもリフティングやドリブルのテクニックを練習できます。

低年齢からスタートできる

サッカーは比較的ルールがシンプルで危ない用具を使うことも少ないので、低年齢からスタートできるのが魅力です。3歳ごろから通える教室も増えてきています。幼いころから集団競技に参加することで、協調性を育てられるというメリットもあります。

状況判断力が鍛えられる

サッカーのプレー中は瞬間的に状況を判断して、どう動くのか自分で考えなければいけません。練習や試合経験を積むうちに、俊敏な状況判断力が高められます。まわりをよく見て、どうすればよいのかすばやく判断できる力は、大きくなってからも生活の中で活かされていきますね。

運動神経が高められる

サッカーはボールを足で蹴るだけではなく、ヘディングをしたり投げたりと体をフルに使うので、総合的な運動神経が高められます。足も速くなり、長時間走れるスタミナもつきます。

チームワークの大切さを学べる

チームプレーのスポーツなので、仲間と協力する大切さを学ぶことができます。自然に協調性やコミュニケーション能力が身についていきます。また、試合に勝った喜びや負けたくやしさを分かちあえる、かけがえのない仲間ができることも大きな魅力です。

サッカーのデメリットはあるの?

サッカー中ぶつかる

ケガをしやすい

瞬時にいろいろな動きをしながら、時にはぶつかり合うプレーもするので、サッカーは子どもに限らず、大人もケガをしやすいスポーツです。すり傷・打撲・捻挫などの軽度のケガから骨折・じん帯断裂などの重傷なケガのリスクもあります。身体が発達途中の子どもにとって、筋力が動きに追いついていかないのもケガの原因のひとつです。トレーニング内容に十分気をつけて、ケガをした場合はしっかり完治してからトレーニングを再開するようにしましょう。

保護者の出番が必要

通う教室・チームによって必要なサポートは異なりますが、子どもたちだけに任せておけばOK、ということはまずありません。
送迎だけでなく練習中もずっと付きそう必要がある教室もありますし、お茶出し・鍵開けなどの当番や各学年ごとの役員などを決める場合もあります。また、試合などの遠征で、保護者の車に乗りあって移動することもあります。なかには土日祝日がすべて子どものサッカーでつぶれてしまう、というところもあります。
保護者のサポートがどの程度必要なのか、チームに入る前に確認するようにしてくださいね。

おわりに

以上のように、サッカーにはメリットがたくさんあります。仲間と楽しみながら、自然といろいろな能力が身についていくのは魅力的ですね。
習いごとについては、今後もピックアップして情報をお届けしていきます!

 

将来が楽しみ ある意味

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