水分補給をする保育園児の男の子

体温が高く、こまめな水分補給が必要な子どもたち。子どもどうしの間違い防止とスムーズな水分補給のため、保育園や幼稚園に持って行く水筒は必ず名前つけが必要です。この記事では、水筒の名前つけの方法と名前つけの場所を解説します。

水筒の名前つけの方法

水筒に名前を書く方法は、お名前シールを利用する方法からマスキングテープ・油性マジックなどさまざまです。ここでは4つの方法をお伝えします。

1.お名前シール(防水タイプ)

防水加工が施されたお名前シールは、水筒への名前つけとして最も一般的な方法の1つ。耐水性が優れているため、子どもが毎日つかう水筒を洗っても剥がれにくく、ラミネート加工が施されたタイプは文字も消えません。
デザインのバリエーションも豊富で、お気に入りのキャラクターやイラストを選べる点も人気の理由です。貼るだけで簡単に名前つけが完了する便利なアイテムですが、シリコンのような「汚れ防止加工」が施された素材は、シールの粘着との相性が良くない場合があるので、つるつるしたプラスチックやステンレス部分に貼りましょう。

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2.お名前シール(布用ノンアイロン)

布用のお名前シールは、ショルダー紐や本体カバー(水筒ポーチ)への名前つけに便利です。ぎゅっと貼るだけで洗濯も可能で、防水シールのお名前シールと同様デザインも豊富な点が魅力です。水筒本体にも貼ることが出来ますが、強粘着のため剥がしたいと思ったときに粘着材が残りやすいので、その点は注意してくださいね。

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3.マスキングテープ

いろいろな模様のマスキングテープ

100均などでも購入できるマスキングテープに、油性マジックで名前を書いて貼るという方法もあります。意外と剥がれにくく費用を抑えたい場合に便利ですが、洗浄を繰り返すうちに剥がれてしまう可能性があるので定期的にチェックしてちゃんと付いているか確認しましょう。

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4.油性マジック

水筒に油性ペンで名前を書こうとするママ

いちばんお手軽で、お名前シールやマスキングテープなどを準備する時間がないときにも素早く対応できるのが油性マジック。水で洗ってもすぐに消えたりはしませんが、水筒の素材によっては書きにくかったりします。洗っているうちにインクがとれてくるので、こちらも定期的にチェックをして、こまめに書き直すことをおすすめします。

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水筒のどこに書く?おすすめの名前付け場所一覧

首から水筒をぶらさげた保育園児の男の子

保育園や幼稚園では水筒をまとめて置いておく場合も多いため、子どもだけではなく先生にも確認しやすい場所に名前をつけておくのがポイントです。防犯上目立つ場所に貼りたくないという方は、水筒の底などに貼るのもおすすめ。本体だけではなく、フタやショルダー紐などのパーツにも名前をつけておけば、万が一付属パーツが外れてしまった時も安心です。

水筒本体の側面

水筒の側面は目立ちやすく、子ども本人や保育園の先生も素早く確認できる場所です。お名前シールを貼る場合はキャラクターなどのイラスト入りのデザインを使えば、可愛らしさも演出できます。洗った時にこすれにくい箇所(多少下の方)に貼るなどの工夫をすれば、お名前シールがより長持ちします。

水筒本体の底

防犯上目立つところに名前を付けたくない方や、水筒のデザインを重視したい方におすすめです。ただ、底部分は特にこすれやすいので、名前が取れていないか定期的なチェックをおすすめします。

コップやフタの上部

コップやフタなど分離するパーツがある場合は、本体とコップなど2カ所名前つけをしておきましょう。上部に名前をつけておけば、数十人分をまとめて置かれた場合でも上からみて自分のモノと判別がつきやすいです。

本体カバー(水筒ポーチ)

本体カバーがある場合は、こちらにも名前を付けるのをおすすめします。アイロン不要でつけられるお名前シール(布用ノンアイロン)や、アイロンの熱に耐えられる生地であればアイロンでつけるお名前シールや刺繍が入った「お名前ワッペン」もおすすめです。

ショルダー紐

ショルダー紐は、持ち運びの際に子どもが目にしやすい場所です。布用ノンアイロンのお名前シールが手軽で簡単に名前つけが可能です。

水筒の名前つけで、子どもの毎日に安心をプラス

草原で座って水分補給をしようとしている保育園児の男の子

水筒に名前をつけることは持ち物を区別するだけでなく、取り違えを防ぎ、子どもの健康や衛生を守るうえでも大切です。水筒の種類や使い方に合わせて、子どもと一緒に楽しく名前つけをしてみてくださいね。