妊娠・出産

帝王切開での出産は不安?気になるポイントをチェック!

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自然分娩を希望していても、赤ちゃん・ママの安全を考えて帝王切開での出産になることは珍しいことではありません。きょうは、出産をひかえているママにぜひ知っていてほしい、帝王切開について紹介していきます。

帝王切開になるケース

予定帝王切開になるケース

逆子・前置胎盤・巨大児・多胎児などの場合は、あらかじめ自然分娩が難しいと判断され、予定帝王切開になります。また、近年は35歳以上で初産を迎えるママも増えているため、予定帝王切開の件数は増加傾向にあります。

緊急帝王切開になるケース

自然分娩の予定だったものの子宮口が十分に開かない場合や、へその緒が圧迫されて赤ちゃんに酸素がいきわたらない場合など、そのままお産を続けると母子の命に関わると判断されると緊急帝王切開になります。

予定帝王切開での出産〜術後

帝王切開手術の流れ

前日の晩から絶食

出産当日の麻酔の副作用をおさえるために、前日の晩(21時)から絶食をします。出産翌日まで食事はできないので、栄養のある、ママが好きなメニューをしっかり食べておきましょう。

半身麻酔または全身麻酔をおこなう

予定帝王切開は、ほとんどの場合半身麻酔(腰椎麻酔・硬膜外麻酔)でおこなわれます。胸から足までの感覚がなくなりますが、ママの意識はあり、赤ちゃんの産声を聞くこともできます。
全身麻酔は緊急帝王切開の場合に多く用いられますが、赤ちゃんにも麻酔の影響が出る(眠ったまま産まれることになる)ため、麻酔のリスクは高いものとなります。

赤ちゃん誕生まではすぐ!

赤ちゃんがおなかから出てくるまでにかかる時間は、手術開始から数分程度です。半身麻酔なら赤ちゃんの産声を聞いて、顔を間近に見ることができます。

おなかを縫合する

赤ちゃん誕生後の処置〜縫合には30分〜1時間程度の手術時間がかかります。病院にもよりますが、この時点で意識があるとつらい場合は笑気麻酔などで眠らせてもらうことも可能です。子宮を縫うのは溶ける糸で、おなかの表面を縫うのは大きなホッチキス型の医療用ステープラーでおこなうことが多いです。

術後の過ごしかた

麻酔が切れた直後が一番の試練

麻酔が切れたあと、おなかの傷の痛みと空腹と戦うことになります。傷の痛みには痛み止めを出してもらえますので、きちんと飲んで、お茶で空腹をまぎらわせます。

普通の食事はいつから?

手術翌日は重湯・三分がゆ・ゼリー・やわらかい野菜の煮物など、術後の身体に負担がかからないメニューが多いようです。翌々日からは普通食になる病院が多いですが、食事をすることによる傷の痛みや胃の違和感がひどい場合はお医者さんや看護師さんに相談してみましょう。

お腹の傷が痛むのはいつまで?

手術直後〜数日は歩くのも、笑うのも、用を足すのもビックリするぐらい傷が痛むママもいるようです。1週間〜10日後の退院のころにはかなり落ちつきますので、それまでは痛み止めをうまく使いながら乗り切ってくださいね。

おなかの傷はきれいに治る?

近年は手術技術の向上もあり、1年程度で傷あとはほとんどわからなくなることが期待できます。ただ、帝王切開の傷に限らず、手術あとやケガのあとがケロイドになりやすい体質のひともいます。傷あとが残りやすい気がする…と感じているママは、お医者さんにあらかじめ相談して、傷あとを残りにくくするテープやシートを処方してもらうようにしましょう。

おわりに

「帝王切開は陣痛がなくてラクなんでしょ」といったような偏見も残念ながらまだ残っています。でも、自然分娩も帝王切開もママが命をかけておこなう、立派なお産であることに変わりありません。一番大切なのは母子ともに無事で健康であることです。心配しすぎず、リラックスしてお産の日を迎えてくださいね。

 

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